Apple Musicを開いたとき、昨日まで漢字や英字で表示されていた曲名が突然ひらがなになり、設定を変えた覚えがないのにどうして変わったのか、元の表記へ戻せるのかと困っている人は少なくありません。
曲名の表記が変わる現象は、音源そのものが壊れたのではなく、Apple Musicのカタログに登録されているメタデータ、端末の言語と地域、ライブラリに保存された情報、クラウド同期の状態などが組み合わさって起きるケースが中心です。
同じアルバムでも一部の曲だけがひらがなになったり、検索画面では漢字なのにライブラリではひらがなになったりするため、原因を一つに決めつけず、どの画面とデバイスで変化しているのかを順番に確認することが重要です。
ここでは、Apple Musicで曲名がひらがなになる主な理由を整理したうえで、iPhoneやiPadで試せる設定、MacやWindowsで曲名を編集する方法、同期をやり直す際の注意点、再発を抑えるライブラリ管理の考え方まで具体的に説明します。
Apple Musicの曲名がひらがなになる原因と直し方

Apple Musicの曲名がひらがなになる場合は、最初に一曲だけの問題なのか、特定のアルバム全体なのか、多くの日本語楽曲に共通しているのかを確認すると原因を絞りやすくなります。
多くの場合は、配信元から提供される曲名データの更新、言語設定に合わせた表記の選択、過去に保存された情報と新しいカタログ情報の不一致のいずれかが関係しています。
すぐにライブラリを削除したり同期を切ったりするのではなく、表示場所の確認、アプリの再読み込み、言語設定の確認、曲の再追加という負担の小さい手順から進めることが安全です。
配信元の曲名データが更新された
Apple Musicで表示される曲名は、利用者が端末へ入力した文字だけで決まるのではなく、レコード会社や音楽配信事業者などから提供されたタイトル、アーティスト名、アルバム名といったメタデータをもとに表示されています。
配信元が曲名を漢字からひらがなへ修正した場合や、Apple Music側で日本語向けの別表記が採用された場合は、同じ音源を聴いていても、ある日を境にライブラリや検索結果の表記だけが変わることがあります。
このケースでは、端末を再起動しても元の曲名に戻らず、別のiPhoneやWeb版Apple Musicでも同じひらがな表記になる可能性が高いため、まず複数の画面で同じ表記が使われているかを確認します。
検索結果とアルバムページの両方が同じ表記なら、個人の設定ではなくカタログ側の情報である可能性が高く、iPhoneだけで全利用者向けの正式な曲名を変更することはできません。
ただし、ライブラリに追加した項目はMacやWindowsのApple Musicアプリで情報を編集できる場合があるため、自分のライブラリだけ読みやすい表記へ整える方法は残されています。
端末の言語設定が表示に影響した
Apple Musicには日本語、英語、ローマ字など複数の表記が登録されている作品があり、端末で優先されている言語や地域に応じて、表示に使われるタイトルが変わることがあります。
たとえば、iPhoneの使用言語を日本語へ変更した後や、優先する言語の順番を入れ替えた後に、漢字だった曲名がひらがなへ切り替わる場合がありますが、必ずすべての曲が同じ規則で変化するわけではありません。
曲ごとに配信元が登録している候補の数や表記が異なるため、同じアーティストの作品でも漢字、ひらがな、英字が混在し、設定変更が反映されていないように見えることがあります。
「設定」から「一般」、「言語と地域」と進み、iPhoneの使用言語、優先する言語の順番、地域が意図した内容になっているかを確認し、変更後はApple Musicアプリをいったん終了して開き直します。
言語を変更すると端末全体のメニューや一部アプリにも影響するため、曲名だけを直す目的で普段使わない言語を最優先にする方法は、使い勝手とのバランスを考えて試す必要があります。
検索結果とライブラリで情報がずれた
Apple Musicでは、ストアや検索画面に表示される最新のカタログ情報と、過去に自分のライブラリへ追加したときの曲情報が、一時的に異なる状態になることがあります。
検索画面では漢字なのにライブラリではひらがなという場合は、ライブラリ側に古いメタデータや別表記が残り、最新の情報へ更新されていない可能性を考えます。
反対に、検索結果だけがひらがなでライブラリは元の漢字表記を保っているなら、保存済みの情報が残っているか、過去にMacやWindowsで手動編集した曲名が同期されている可能性があります。
この違いを確認せずに曲を削除すると、自分で編集していた表記やプレイリスト内の登録状態を失うことがあるため、最初に検索画面、アルバム画面、ライブラリの曲一覧を見比べます。
必要であれば問題の曲を一曲だけライブラリから削除して再追加し、現在のカタログ情報へ切り替わるかを試すと、全ライブラリへ影響を与えずに原因を判断できます。
ライブラリの同期に古い情報が残った
Apple Musicの「ライブラリを同期」を利用している場合、曲名やアルバム情報は同じApple Accountで利用しているiPhone、iPad、Mac、Windowsパソコンなどへ共有されます。
通信が不安定な状態で曲情報を編集した場合や、複数のデバイスで異なる情報が保存された場合は、古い曲名が再び反映されたり、片方の端末だけひらがなになったりすることがあります。
Macでは変更済みなのにiPhoneでは直らないときは、同じApple Accountを使用しているか、すべての端末で「ライブラリを同期」が有効か、インターネットへ接続されているかを確認します。
コンピュータ側ではクラウドライブラリのアップデートを実行すると反映が進むことがありますが、曲数が多いライブラリでは完了までに時間がかかり、すぐには表記がそろわない場合があります。
同期をオフにしてから再びオンにする方法は効果が期待できる一方、端末にダウンロードした音楽が削除される可能性があるため、最初に試す対処法としては適していません。
別バージョンの音源へ置き換わった
同じ曲名の楽曲でも、シングル版、アルバム版、ベストアルバム版、リマスター版、配信地域が異なる版など、Apple Music上では別の項目として管理されていることがあります。
配信契約の変更やアルバムの再配信によって以前の項目が利用できなくなると、ライブラリ内の曲が現在提供されている別バージョンへ関連付けられ、その版に登録されたひらがなの曲名が表示される場合があります。
曲名だけでなくジャケット画像、発売年、アルバム名、音量、歌詞の有無まで変わっているなら、単純な文字変換ではなく別バージョンへ切り替わった可能性が高いと考えられます。
アルバムページを開いて収録曲や発売日を確認し、希望する表記の別アルバムが検索結果に存在する場合は、現在の曲を削除する前に正しい版をライブラリへ追加できるか試します。
プレイリストで長く利用している曲を置き換えると再生履歴やダウンロード状態が変わることがあるため、元の項目を残したまま新しい版を追加し、問題がないことを確認してから整理すると安全です。
CDから取り込んだ情報が変換された
CDからMacやWindowsへ取り込んだ曲は、ディスクに曲名が直接記録されているとは限らず、オンラインのデータベースから取得したアルバム情報が使われる場合があります。
取得された情報にひらがなのタイトルが登録されていれば、CDのジャケットには漢字で書かれていても、Apple Musicアプリ内ではひらがなとして表示されます。
同じCDを別の時期に取り込んだパソコンで曲名が異なる場合は、データベースの情報が更新されたか、取り込み時に選択した候補が違っていた可能性があります。
自分で所有しているCD音源であれば、Macの「情報を見る」やWindowsの「プロパティ」から曲名、アルバム名、アーティスト名を確認し、ジャケットに合わせて修正できます。
複数の曲をまとめて編集するときは、曲名まで同じ内容で上書きしないようにし、アルバム名やアルバムアーティストなど共通する項目だけを一括変更することが大切です。
読みがなと正式な曲名を混同している
MacやWindowsのApple Musicアプリには、正式な曲名とは別に、検索や並べ替えに使う「読みがな」を登録できる項目があります。
読みがなへひらがなを入力しても、通常は正式な曲名そのものをひらがなへ変更する操作ではありませんが、並べ替え順や検索候補の表示によって、曲名が変わったように感じることがあります。
たとえば「夜空」というタイトルの読みがなに「よぞら」と登録すると、曲一覧では「や行」に並びやすくなりますが、詳細情報の曲名欄まで「よぞら」に書き換える必要はありません。
曲情報を編集するときは、タイトル欄に表示したい正式名称を入力し、読みがな欄には発音や並べ替えに必要な文字だけを入力して、二つの項目を分けて管理します。
読みがなを削除しても曲名表示が変わらない場合は、原因が読みがなではなく、タイトル欄、カタログ側の情報、または同期された別デバイスの情報にあると判断できます。
アップデート後の一時的な表示不具合
iOS、iPadOS、macOS、Windows版Apple Musicアプリの更新後は、保存済みのキャッシュやクラウド上の情報を読み直す過程で、一部の曲名が普段とは異なる表記になることがあります。
アプリを開いた直後だけひらがなになり、しばらくすると元へ戻る場合や、検索し直すと表記が変わる場合は、一時的な読み込み状態が影響している可能性があります。
この場合は、Apple Musicアプリを完全に終了して再起動し、通信環境を切り替え、端末自体も再起動してから再度表示を確認します。
一曲だけでなく多数の曲が同時に変わり、複数の利用者から同様の現象が報告されているときは、利用者側の設定ではなくサービス側の更新や障害が関係している可能性もあります。
再起動直後に同期設定を何度も切り替えると状況を複雑にするため、まずは曲を再生できるか、検索画面でも同じか、別デバイスでも発生するかを確認してから次の操作へ進みます。
iPhoneとiPadで表示を戻す手順

iPhoneやiPadには、Apple Musicの配信曲のタイトルを一曲ずつ直接編集する機能が基本的に用意されていないため、端末側では言語設定、アプリの再読み込み、ライブラリの登録状態を中心に確認します。
操作によってはダウンロード済みの曲が端末から削除されるため、負担が小さい確認から始め、曲の削除や同期の切り替えは一曲単位の検証を行った後に進めることが重要です。
メニューの位置はiOSやiPadOSのバージョンによって異なり、「設定」の直下に「ミュージック」がある場合と、「設定」の「アプリ」内に表示される場合があります。
最初に確認する項目
曲名がひらがなになったと気づいたら、設定を変更する前に、どの範囲で起きているかを確認すると不要な再設定を避けられます。
同じ曲を検索画面、ライブラリ、プレイリスト、アルバムページで開き、可能であれば別のデバイスやWeb版Apple Musicでも表記を比較します。
- 一曲だけか複数曲か
- 特定のアルバムだけか
- 検索結果もひらがなか
- 別デバイスでも同じか
- 再生や歌詞に問題があるか
- 最近言語設定を変えたか
すべての画面で同じ表記ならカタログ側の可能性が高く、iPhoneだけ違うなら端末内のキャッシュや同期状態、ライブラリだけ違うなら保存済み情報の影響を疑います。
確認した内容をスクリーンショットで残しておけば、再追加後の比較やAppleサポートへ相談するときにも状況を説明しやすくなります。
言語と地域を見直す
iPhoneとiPadの言語は「設定」、「一般」、「言語と地域」から確認でき、優先する言語の順番や地域の設定がApple Musicの表記選択へ影響する場合があります。
ただし、言語を日本語にすれば必ず漢字へ戻る、英語にすれば必ずローマ字になるという単純な仕組みではなく、配信元が用意しているメタデータによって結果が変わります。
| 確認項目 | 見るポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 使用言語 | 普段使う言語か | 端末全体へ影響する |
| 優先順位 | 日本語が上位か | 曲ごとに反映差がある |
| 地域 | 利用地域と一致するか | 配信内容にも関係する |
| キーボード | 入力用設定か | 表示言語とは別項目 |
設定を変更した場合はApple Musicアプリを終了して開き直し、数曲を検索して変化を確認しますが、改善しないときは元の使いやすい設定へ戻して問題ありません。
曲名だけを変えるためにApple Accountの国や地域まで安易に変更すると、支払い方法、サブスクリプション、利用できるコンテンツへ影響する可能性があるため避けるのが無難です。
一曲だけ削除して再追加する
検索結果では希望する漢字表記なのに、ライブラリ内だけひらがなになっている場合は、問題の曲を一曲だけ削除して再追加すると最新のカタログ情報へ更新されることがあります。
最初からアルバム全体を削除すると、ダウンロード、プレイリストへの登録、手動編集した情報などをまとめて失う可能性があるため、影響の少ない曲を一つ選んで検証します。
削除前にその曲が含まれるプレイリスト、アルバム名、アーティスト名を記録し、検索結果で同じバージョンを見つけられることを確認してからライブラリから取り除きます。
再追加後に希望する表記になればライブラリ側の古い情報が原因だった可能性が高い一方、再びひらがなになるなら現在のカタログでその表記が採用されている可能性が高いと判断できます。
削除後に曲が見つからない場合や別バージョンしか表示されない場合に備え、重要なプレイリストでは大量の曲を一度に削除しないことが大切です。
MacとWindowsで曲名を修正する方法

自分のライブラリ上で表示される曲名を確実に整えたい場合は、MacまたはWindowsのApple Musicアプリを使い、ライブラリへ追加済みの項目の情報を編集する方法が有力です。
編集できる範囲は曲の種類やクラウド上の状態によって異なりますが、CDから取り込んだ音源や手元の音楽ファイルは、タイトル、アーティスト、アルバム、読みがななどを細かく管理できます。
サブスクリプションの配信曲もライブラリ上で編集できる場合がありますが、削除と再追加、配信元の更新、別バージョンへの置き換えによって変更が失われる可能性を考えて運用します。
曲の情報画面を開く
Macではミュージックアプリのサイドバーから「曲」を開き、変更したい項目を選択して「情報を見る」を開くと、ライブラリに保存された曲名やアルバム情報を確認できます。
Windows用Apple Musicアプリでは対象曲のメニューから「プロパティ」を開き、詳細情報を表示して曲名を修正しますが、アプリのバージョンによってボタン名や配置が異なる場合があります。
- 修正する曲を一曲選ぶ
- 現在のアルバム名を記録する
- 曲名欄へ正式表記を入力する
- 読みがな欄と区別する
- 変更後に再生を確認する
- 別端末の反映を確認する
複数曲を選択して一括編集するとアルバム名やアーティスト名をそろえる作業には便利ですが、曲名欄へ同じ文字を入力すると全曲が同じ名前になるため注意が必要です。
編集前の表記へ戻せるようにスクリーンショットや一覧を残し、最初は一曲だけ変更してクラウド同期後も問題なく再生できることを確かめます。
曲名と読みがなを使い分ける
曲名を漢字へ戻すときは、表示させたい正式名称をタイトル欄へ入力し、読み方や並べ替え順を整える文字は読みがな欄へ入力します。
両方へ同じひらがなを入力すると、検索時には便利でも一覧で正式な表記を確認しにくくなるため、作品名と整理用情報の役割を分けることが大切です。
| 項目 | 入力する内容 | 使用例 |
|---|---|---|
| 曲名 | 正式に表示する名称 | 夜空 |
| 曲名の読みがな | 発音や並べ替え用 | よぞら |
| アーティスト | 正式な活動名 | 漢字や公式英字 |
| アルバム | 収録作品の名称 | ジャケット準拠 |
アーティスト名やアルバム名にも読みがなの項目がある場合は、正式名称を上書きせず、並べ替えに必要な情報だけを読みがな側へ設定します。
読みがなを変更しても一覧の表示名が直らないときは、タイトル欄自体がひらがなになっていないか、別バージョンの曲を編集していないかを確認します。
クラウドライブラリを更新する
コンピュータで曲名を修正してもiPhoneへ反映されない場合は、MacまたはWindowsでクラウドライブラリの更新を実行し、編集情報がアップロードされるのを待ちます。
Macでは「ファイル」、「ライブラリ」、「クラウドライブラリをアップデート」という流れで操作でき、Windowsでもサイドバーのメニューからライブラリ更新を選べます。
その後、iPhone側でApple Musicアプリを終了して開き直し、同じApple Accountを使用していることと、「ライブラリを同期」が有効になっていることを確認します。
曲数や通信環境によっては反映に時間がかかるため、更新操作を短時間に何度も繰り返したり、別端末で同じ曲を同時編集したりしないほうが安全です。
編集後に元のひらがなへ戻る場合は、別デバイスに残っていた情報、再追加されたカタログ情報、配信元による更新のいずれかが上書きした可能性があります。
直らないときの原因を切り分ける

基本的な設定を確認しても曲名が元へ戻らない場合は、操作を増やす前に、カタログ側、端末側、アカウント側、ライブラリ側のどこで表記が決まっているかを切り分けます。
一つの対処法を全曲へ適用するより、同じ曲を複数の画面とデバイスで比較したほうが、削除や再同期による負担を抑えながら原因へ近づけます。
特に「ライブラリを同期」のオフとオンはダウンロード済み音楽へ影響するため、ほかの確認で原因を絞れなかった場合に限って検討します。
表示される場所を比較する
同じ曲の表記を検索結果、アーティストページ、アルバムページ、ライブラリ、プレイリスト、再生画面で確認すると、どのデータがひらがなになっているのかが見えてきます。
検索結果と公式アルバムページがひらがななら、現在のApple Musicカタログでその表記が採用されている可能性が高く、端末設定だけでは元へ戻らないことがあります。
- 検索だけ違うならカタログ情報
- ライブラリだけ違うなら保存情報
- 一台だけ違うなら端末状態
- 全端末で同じなら共通データ
- 一曲だけなら個別メタデータ
- アルバム全体なら版の違い
歌詞画面に表示されるタイトルと再生画面のタイトルが異なる場合は、それぞれ別のデータ更新が関係している可能性があるため、曲が再生できる限り慌てて削除する必要はありません。
比較結果を記録したうえで、ライブラリだけの問題なら再追加、端末だけの問題なら再起動やアプリ更新、全画面共通なら手動編集や配信元の修正待ちを選びます。
症状から原因を判断する
曲名の変化と同時に起きている症状を見ると、単なる表記変更なのか、ライブラリの同期や音源の置き換えまで発生しているのかを判断しやすくなります。
曲名以外に問題がなく再生できる場合は緊急性が低い一方、曲がグレー表示になる、ダウンロードが消える、アルバムが分裂するといった症状があれば同期状態も確認します。
| 症状 | 考えやすい原因 | 優先する確認 |
|---|---|---|
| 曲名だけ変化 | メタデータ更新 | 検索結果との比較 |
| 一台だけ変化 | キャッシュや設定 | 再起動と言語設定 |
| 再追加で変化 | 保存情報のずれ | 対象曲の版 |
| 再生できない | 配信状況や同期 | アカウントと地域 |
| アルバムが分裂 | 項目情報の不一致 | アルバム情報 |
複数の症状が重なっている場合は、曲名の修正より再生できる状態の回復を優先し、正しいApple Account、通信環境、配信状況、ライブラリ同期の順で確認します。
原因が判断できないまま大量の曲を編集すると、後で正式なカタログ情報へ戻したくなったときの作業が増えるため、代表的な一曲で検証してから範囲を広げます。
同期の再設定は最後に行う
Appleの案内では、ライブラリに曲が見つからない場合などに、すべてのデバイスで同じApple Accountを使用しているか、「ライブラリを同期」が有効か、インターネットへ接続されているかを確認する手順が示されています。
それでも改善しない場合は同期をオフにしてからオンへ戻す方法がありますが、端末へダウンロードしていたApple Musicの楽曲が削除され、再ダウンロードが必要になる可能性があります。
実行前にはWi-Fi環境、空き容量、ダウンロードし直す曲数を確認し、外出直前や通信量に余裕がないときは避けます。
また、MacやWindowsに自分で取り込んだ音源がある場合は、元ファイルがどこに保存されているかを確認し、必要に応じてライブラリのバックアップを用意します。
曲名表示だけが気になるものの再生には問題がない場合は、同期全体を再設定するより、コンピュータで対象曲だけ編集するほうが影響を小さくできます。
再発を防ぐライブラリ管理のコツ

Apple Musicの曲名表記は配信元の更新によって変化する可能性があるため、すべての変更を完全に防ぐことは難しいものの、編集方法やライブラリの管理手順を統一すれば混乱を抑えられます。
特に、同じ曲の複数バージョンを無計画に追加しないこと、正式名称と読みがなを分けること、一度に大量編集しないことが重要です。
自分で取り込んだ音源とApple Musicの配信曲では管理できる範囲が異なるため、長期間残したい曲名情報は手元の音源を中心に整える考え方も役立ちます。
編集前の情報を残しておく
曲名を手動で直す場合は、元の曲名、アルバム名、アーティスト名、発売年などを記録してから変更すると、アルバムが分かれたり検索しにくくなったりしたときに戻しやすくなります。
一曲だけの修正であればスクリーンショットでも十分ですが、アルバム全体を整える場合は曲順と正式名称をテキストへ控えておくと入力ミスを減らせます。
- 元の曲名を保存する
- アルバム名を統一する
- 曲順を記録する
- 正式表記を確認する
- 一曲ずつ反映を見る
- 再生後に範囲を広げる
公式サイト、CDジャケット、配信元の作品ページなど複数の情報で表記が異なる場合は、自分が検索しやすく、ほかの曲と統一できる名称を選びます。
見た目だけを整えるためにアーティスト名やアルバムアーティストまで同時に変更すると、別アルバムとして分かれる原因になり得るため、最初は曲名だけを修正します。
配信曲と手持ち音源を区別する
Apple Musicの配信曲は提供状況やメタデータが更新される可能性がありますが、CDから取り込んだ音源や自分で追加したファイルは、手元のライブラリ情報を中心に管理できます。
長期間同じ表記を維持したい作品では、どの種類の音源を使っているのかを理解し、配信曲の再追加によって手動編集が失われる可能性を考えておきます。
| 音源の種類 | 表記の管理 | 変化する要因 |
|---|---|---|
| Apple Music配信曲 | 編集できる場合あり | 配信元の更新 |
| 購入した曲 | ライブラリで管理 | 再ダウンロード |
| CD取り込み曲 | 比較的自由に編集 | 同期や一括編集 |
| 手持ちファイル | 元情報を編集可能 | ファイル置き換え |
同じ作品の配信版と取り込み版を両方追加すると、重複表示やアルバム分裂が起きることがあるため、どちらを主に使うか決めておくと整理しやすくなります。
手持ち音源をクラウドへ同期する場合も元ファイルは別の場所へ保管し、クラウド上のライブラリだけを唯一の保存先にしないことが大切です。
大量編集を避けて段階的に直す
曲名がまとめてひらがなになったときでも、最初から数百曲を一括編集すると、入力ミス、アルバムの分裂、別デバイスからの上書きなどが起きた場合に原因を追いにくくなります。
まず一曲を編集して同じデバイスでの表示を確認し、次にクラウド更新後のiPhone表示を確認し、問題がなければ同じアルバム内の曲へ広げる手順が安全です。
変更が反映されないときは編集回数を増やすのではなく、正しい曲を選んでいるか、同じ名前の別バージョンがないか、同期に使用するアカウントが一致しているかを見直します。
配信元の表記が後日修正される可能性もあるため、再生に支障がなく一時的な変化と思われる場合は、数日様子を見てから編集する判断も有効です。
自分で直す曲は、頻繁に聴くプレイリストや検索しにくくなった作品へ絞ると、管理の手間を増やさず快適な状態を保てます。
曲名の表示元を見極めて自然な表記へ戻そう
Apple Musicの曲名がひらがなになる現象は、配信元によるメタデータの更新、端末の言語と地域、ライブラリに残った古い情報、クラウド同期、別バージョンへの置き換えなど、複数の原因によって起こります。
最初に検索結果、アルバムページ、ライブラリ、別デバイスの表示を比べれば、カタログ全体の表記なのか、自分の端末やライブラリだけの問題なのかを判断しやすくなります。
iPhoneやiPadでは言語設定の確認、アプリと端末の再起動、一曲だけの再追加から試し、正式な曲名を自分のライブラリへ固定したい場合はMacやWindowsで曲名欄と読みがな欄を分けて編集します。
同期のオフとオンはダウンロード済みの音楽が削除される可能性があるため最後の手段とし、実行前にアカウント、通信環境、元ファイル、再ダウンロードの負担を確認することが大切です。
表記だけが変わって再生に問題がない場合は慌てて全曲を削除せず、代表的な一曲で原因と対処法を検証し、必要な作品だけ段階的に整えることで、プレイリストやライブラリを守りながら読みやすい状態へ戻せます。



